
プレスリリース
国土安全保障省
報道官室
2003年10月28日
国土安全保障省(DHS)は本日、米国に入国する訪問者でビザを所持する者の出入国管理を行うためのシステムを、2003年12月31日に、空港および海港に設置することを発表した。
これは、米国訪問者・移民現況表示技術(US-VISIT)というシステムで、通関地における国境管理の改善という同省の目標達成の基盤となる。US-VISITは、米国への入国にビザを必要とする者の出入国データをより完ぺきに把握することによって、米国国民および訪問者の安全を強化すると同時に、合法的な旅行や通商を迅速化する。
国土安全保障省のエイサ・ハッチンソン次官(国境・運輸安全保障担当)は、「われわれは、2003年12月31日という米国議会が決定した期限を守るために、US-VISITの開発の完了と配置に向けて迅速に動いている。US-VISITの第1段階の導入は予定通りに進んでいる」と語った。
US-VISITは、訪問者のデジタル写真とともに、読み取り装置によって指紋などの「生体認証情報」をインクを使わずに収集する。これらのデータを、訪問者の身元や旅行目的など従来の方法で集めたデータと合わせて検討して、訪問者の身元確認を行い、ビザおよび移民規則の順守を確認する。US-VISITの導入により、出入国手続きの時間は、わずか数秒長くなるだけであると予想されている。
訪問者から集めたデータはすべて、本人の渡航記録の一部として厳重に保管される。この情報を入手できるのは、米国国民と外国人訪問者の安全と安心の確保を担当する、権限を与えられた職員と一部の法執行機関のみである。
出国時には、訪問者は空港などのキオスクの装置でビザやパスポートの読み取り、インクを使わない指紋採取手続きをして、チェックアウトする。この出国確認情報は、本人の旅行記録に加えられ、順守を証明するものとなる。陸路の出入国審査設備は、2005年から2006年にかけて段階的に導入される。
ハッチンソン次官は、「こうした出入国手続きはすべて、わが国の安全強化という重大な必要性に対応するとともに米国が歓迎する、ビジネス、留学、家族訪問、観光などで毎年米国を訪れる大勢の合法的な旅行者の移動を迅速化するというわれわれの確約を実行するものである」と述べた。
さらに次官は、「この新制度は、米国国民および訪問者の安全を強化し、合法的な旅行と通商を迅速化し、移民制度の完全性を確保し、訪問者のプライバシーを保護するために作られている」と述べた。
法律により、自動出入国管理システムの導入期限が、空港および海港では2003年12月31日まで、最も利用者の多い陸路の通関地50カ所では2004年12月31日、そしてすべての通関地では、2005年12月31日まで、と定められている。
国土安全保障省はUS-VISITの要件を説明するため、航空産業および海運産業と緊密に協力している。さらに、US-VISITプロジェクトチームは業界と提携して、US-VISITに必ず最新の技術が採用されるようにする。2003年11月に、提案依頼書が作成される。
US-VISITには、2003年度予算で3億8000万ドルが投入され、2004年度予算では3億3000万ドルの支出が承認された。
詳細は、www.dhs.gov/us-visit をご覧ください。


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