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From the Editor
Embassy Press Officer David Marks

 暑い夏が到来し、家族や友人と共に夕涼みをする絶 好の季節となりました。夜空を見上げて目にする月は、 地球のはるかかなたに感じられますか?

 American View 2009 年夏号は、人類初の月面着陸 40 周年を記念する特集号です。ちょうど40 年前の7 月20 日、アポロ11 号は、人類史上最も偉大な科学的 業績のひとつに数えられるこのミッションを成功させ ました。しかし実際には、この月への旅は、1961 年5 月25 日、ジョン・F・ケネディ大統領が、1960 年代 中に宇宙飛行士を月へ送るという壮大な目標を発表し たから時から始まっていたのです。この発表から8年 後、アポロ11 号のニール・アームストロング船長が 月着陸船から「静かの海」へ、「人類にとって偉大な 飛躍」と呼んだ「小さな1歩」を踏み出したのです。 そして、月着陸船操縦士のエドウィン・オルドリンも これに続きました。一方、司令船操縦士のマイケル・ コリンズは月の軌道にとどまりました。

 何億もの人々が、月面カメラがとらえたテレビ映像 に映し出されるこのドラマを目撃しました。現在40 代後半以上の方は、ほとんど誰もが、月面着陸のニュ ースを聞いたときに何をしていたか、あるいはどう感 じたかを覚えていることでしょう。本号に掲載するア ポロ11 号の宇宙飛行士によるミッション記録には、 時にはユーモアたっぷりの秘話を交えて、大変興味深 いミッションの詳細が描かれています。

 今日までに月に降り立った宇宙飛行士は12 人を数 えました。また、80 カ国以上が協力して、太陽系の ほとんどの惑星にロボット宇宙船を送っています。今 年3月24 日、オバマ大統領は、ワシントン市内の中 学生や連邦議員たちと共に、国際宇宙ステーション (ISS)とスペースシャトルの乗組員と交信しまし た。2番目の記事では、その交信の模様を紹介します。 大統領が交信した乗組員の中には、日本人宇宙飛行士 の若田光一さんもおり、5歳のときにアポロ11 号の 月面着陸を見て以来、宇宙へ行きたいとあこがれてい た、と語りました。6月3日には、若田さんは、麻生 首相やさいたま市の大宮小学校の児童とも交信し、日 本の実験棟「きぼう」について説明しました。

 ごく最近まで、宇宙旅行は非常に特殊な訓練を受け た宇宙飛行士だけがかなえることができる夢でした。 しかし今では、民間の宇宙旅行についてさまざまな可 能性が模索されています。そうした可能性の一部につ いて、米国国務省の科学ライター、シェリル・ペレリ ンがまとめた記事を掲載します。宇宙旅行など、遠い 未来の話のように聞こえるかもしれませんが、皆さん や私もいつの日か、惑星を訪れるツアーに参加できる かもしれません。