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全球地球観測システム(GEOSS)

 地球観測システムは、地上、空中、または宇宙から行う大気、水、陸地の観測で構成される。GEOSSはこれらの要素を統合的に観察し、その相互作用を研究する取り組みである。GEOSSは、日本と米国を含む、地球観測に関する政府間会合(GEO)の73の参加国・機関が設立したシステムであり、より精度が高い情報を収集・発信して、政府間機関から地方政府および個人に至る各レベルの政策立案者を支援するために既存の技術と新しい技術を結集する、主要な国際協力の取り組みである。その目的は、環境の状態を絶え間なく監視し、地球の動的過程を理解し、環境条件の予測精度を向上させて、政策立案者がより確かな知識に基づく選択するために必要な情報を提供することである。従来は個別に運営されていた世界中の既存システムを統合すると、国が単独で行う場合に比べて経費を削減できるとともに、地球の状態をさらに正確に把握することができる。

 これにより得られる利益としては、自然災害による損失の軽減、水資源の管理の統合、海洋と海洋資源の監視および管理の促進、気象および大気の質の監視の向上、生物多様性の保全の促進、気候変動への適応支援などが挙げられる。

 米国は、GEOの創設メンバーでありGEOSS構想に深く関与している。環境観察で長い歴史を持つ米国海洋大気局(NOAA)は、GEOSSに専門知識と指導力を提供する上でふさわしい立場にある。データの主要な利用者であるNOAA がGEOSSの計画立案に積極的に関与することにより、参加するすべての国の環境管理プログラムにとって有用な成果を上げることが確実となるだろう。

 ウェブサイト: www.epa.gov/geoss/