
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
ファクトシート-6者協議に関する最新情報
米国国務省報道官室
2008年5月10日
最新ニュース
- 北朝鮮は、平壌において5月8日、米国国務省のソン・キム朝鮮部長を団長とする米国政府代表団に、約1万8000ページに及ぶ核計画に関する資料を提出した。
- この資料は、平和的な方法による、朝鮮半島の検証可能な非核化を目標とする6者協議の一環として提出されたものである。この目標は、2005年9月19日の6者協議での共同声明に明記されている。
- 北朝鮮は、5月8日に提出した資料は、同国が核兵器に使えるプルトニウムを製造していた寧辺の核関連施設の5メガワット原子炉と核燃料再処理工場の稼動記録である、と述べた。
- 稼動記録は1986年までさかのぼっており、北朝鮮が行った原子炉運転と3回の再処理活動のすべてを含むと思われる。
- この資料は、米国の検証およびその他の専門家チームが徹底的に検討する。
申告、検証
- 米国およびその他の6者協議参加国は、2007年10月3日の合意に基づく核申告義務を履行するよう、北朝鮮に引き続き働きかけていく。
- 5月8日に提出された稼動記録の検討は、北朝鮮の申告が完全かつ正確であることを検証するプロセスの重要な第一歩となるであろう。
- 米国は、北朝鮮を含む6者すべてが必ず自らの約束を果たすようにするための検証および監視メカニズムを確立すべく、中国およびその他の参加国と協力している。
寧辺の核施設の無能力化
- 北朝鮮は、2007年2月13日の「共同声明の実施のための初期段階の措置」に関する6者合意に従い、2007年7月に寧辺の核施設の活動を停止し、封印した。
- 北朝鮮は、2007年2月13日の「共同声明の実施のための初期段階の措置」に関する合意で、寧辺の核関連施設の主要施設を皮切りに、既存の核施設の活動を2007年12月31日までにすべて停止することに同意した。
- 寧辺の核関連施設には、北朝鮮のプルトニウム計画の3つの主要施設、すなわち5メガワット原子炉、再処理施設および燃料製造施設が含まれている。
- これらの施設は、6者協議のプロセスの一環として2007年7月に活動停止されるまで稼動していた。
- これに加え、北朝鮮は、これらの施設の活動停止と封印を監視・検証するために国際原子力機関(IAEA)の職員を再度招請した。
- 北朝鮮はその後、2007年10月3日の「共同声明の実施のための第2段階の措置」に関する合意で、寧辺の主要施設を皮切りに既存の核施設をすべて無能力化することに合意した。
- 2007年11月以降、米国の専門家は寧辺の現場に継続して滞在し、無能力化の活動を監視している。
- 3つの主要施設において合意した11件の無能力化の活動のうち8件が完了した。無能力化の活動は継続している。
- 米国の専門家は現在、5メガワット原子炉からの使用済み核燃料棒の抜き取りを監視している。5月半ば現在、使用済み核燃料棒の3分の1以上の抜き取りが完了している。
- これらの措置により、核兵器計画で使用できるプルトニウムを新たに製造する北朝鮮の能力に歯止めがかかった。
- 米国は、6者協議の目標が平和的な方法による、朝鮮半島の検証可能な非核化であることを一致して再確認した、2005年9月19日の第4回6者協議に関する共同声明の完全な実施に引き続き力を注いでいく。


駐日米国大使