
春の到来とともに、日本は美しい桜の季節を迎えました。南北に長い日本列島では、すでにお花見を済ませた方もいれば、開花を心待ちにしている方もいるでしょう。
子どもたちは、私たちの国と世界にとってかけがえのない宝であり、未来そのものです。子どもたちが桜のように花開き、強く成長するように、きちんと教育して保護し、慈しむことは、各家庭だけでなく社会全体の責任です。American View春号では、前号に続きスコット・ハンセンの論文「人身売買―現代版奴隷制度との戦い」を掲載します。今回の第2部では、人身売買の最悪の形態であり、子どもたちに影響を及ぼす暴力的な犯罪である児童ポルノの問題を主に取り上げます。
同じく「子どもを守る」というテーマで、学校でのいじめ問題を専門に研究しているドロシー・エスペラージュ博士に話を聞きました。いじめの悲しい結末については日米両国でよく知られており、学校でのいじめを防ぐプログラムの策定の重要性が広く理解されるようになりました。American View とのインタビューで、エスペラージュ博士は、学校が安全な場所と感じられるようになれば子どもの学業成績は上がる、と力説しています。
3つ目の記事はボランティア活動に関するものです。ボランティア活動は、米国の国民生活とは切っても切り離せないもので、援助を必要としている人々を支援する慈善活動や寄付は、米国社会全体で行われています。本号では、米国政府がいかにボランティア活動を奨励しているか、を取り上げます。国務省の専属ライターであるマイケル・ジェイ・フリードマンが概要を説明し、具体的な事例として大使館職員がかかわったボランティア活動を紹介します。
では、American View の2008年春号をどうぞお楽しみください。


駐日米国大使