
(下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です)
シーファー大使、蒲谷横須賀市長と会談
November 10, 2005
J・トーマス・シーファー大使は11月10日午後、蒲谷亮一横須賀市長と米国大使館で会談した。
蒲谷市長からは、米海軍が、空母「キティホーク」をニミッツ級の原子力型空母に交代させるという今回の決定を再考してほしいとの申し入れがあった。同市長からは要望書が手渡され、横須賀市民の感情についての説明があった。
シーファー大使は以下の3点について回答した。
- 今回の決定は、日本国民、およびシーファー大使と前任のベーカー大使が数回にわたり会談した蒲谷市長ならびに沢田前市長のご意見を含めて慎重に考慮した結果なされたものである。海軍では、空母「キティホーク」を通常型空母に交代させてほしいとの現・前両市長のご要望に沿うよう最大限の努力を行った。しかし、詳細な検討を行った結果、「ジョン・F・ケネディ」と「キティホーク」の両艦は2008年以降も前方展開する米海軍の空母の重要かつ即応体制で任務を遂行する上で、実行可能な選択肢ではなく、日本の防衛とアジアの平和と安定の維持の貢献のためには、より能力が高いニミッツ級原子力型空母が不可欠であるとの結論に達した。さらに、シーファー大使は海軍作戦部長より、海軍が全面的に原子力型空母体制へ移行する過程にあるとの説明を受けていると述べた。
- 米国の原子力型艦船の安全性は完ぺきである。1964年以降、原子力型空母を含む原子力型艦船は1200回以上日本に寄港した。米国政府および日本政府はこれらの寄港を監視し、水質・土壌サンプルを採取してきた。双方の安全性検査データの結果、人体にも環境にもまったく悪影響を及ぼさなかったことを示した。さらに、1955年より海軍原子力型艦船は米国内の港を母港としており、現在、5隻の原子力型艦船がバージニア州ノーフォークを、2隻がシアトルを、さらに2隻がサンディエゴを母港としている。
- シーファー大使は、米国海軍に対する横須賀市の日頃の友情と温かいもてなしに対し、蒲谷市長に感謝の意を表し、また米国が作戦行動や訓練に際し、引き続き安全を最重要視する方針を再度表明した。


駐日米国大使