
*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。
Secretary of Agriculture Tom Vilsack
トム・ヴィルサックは、バラク・オバマ大統領により農務長官に指名され、上院で全会一致で承認された後、2009年1月21日に第30代農務長官に宣誓就任した。
1987年アイオワ州マウントプレザント市長を皮切りに、ほぼすべてのレベルの政府で役職を歴任してきた。1992年にはアイオワ州上院議員、1998年には同州で30数年ぶりに民主党から州知事に選出され、2期務めた。
農務長官としては、農務省が直面している課題や機会について、また米国の農村部を擁護し、環境を管理し、米国の食料供給を守る機関として農務省が負っている膨大な使命を果たすことの重要性について、率直な態度を取ってきた。
確立に取り組むために外国政府と協議を行ってきた。また公民権を最優先事項のひとつとしており、この分野での農務省の実績を向上させ、模範的雇用者そして第1級のサービス提供者としての新しい時代を始めることができるようにするために確実な措置を講じている。
農務省においてヴィルサック長官は、米国の森林と民間の農地を保全・復元して、水資源の水質を向上させ、気候変動との戦いで主導的役割を果たすことができるよう努めている。農務省は森林と湿地を保護・復元し、民間部門の雇用を創出するプログラムを実施している。
ヴィルサック長官の指導の下、農務省はすべての米国民向けに安全で栄養価の高い食料の供給を促進し、2015年までに飢えに苦しむ子供たちをなくすための取り組みを行っている。既に農務省は、同省の主要食料支援計画である補完的栄養支援プログラム(SNAP)を拡大し、援助を必要としている家庭に月額80ドルの追加支援を実施している。また、栄養価が高い食事を奨励し、肥満のまん延と闘い、将来予想される健康問題を予防するために、史上初めて、母親と幼児に健康的な果実と野菜を提供している。
農務省は、農家や牧場経営者に対する経済的機会を拡大することによって、そして地方経済の刺激や雇用の創出につながる、住宅、消防署、診療所などのインフラ整備に投資することによって、農村部を再活性化して富を生み出す努力をしている。また、最新の農業研究を行い、中小規模の農家を保護する適切な安全策を実施することによって、米国が持続可能な農作物生産において世界の指導者的地位を確立することを目指している。
ヴィルサックは知事在職期間を通じて、アイオワ州を世界の食料の首都とし、付加価値農業を通じて農村部と小規模な町に経済機会をつくり出すことに重点を置くというビジョンを明確に語った。知事として、地元の食料制度を向上させ、家族経営農家の収益性を高め、飢えや栄養失調と闘うためにアイオワ食料政策委員会を創設した。貿易使節団を率いて外国を訪問して農産物の市場を開拓し、シアトルで開催された世界貿易機構(WTO)の会合に出席して農業貿易交渉の拡大を後押しした。さらに1999年には、家畜市場改革や価格報告を義務づける法律を制定して、独立した農家や牧場経営者を支援した。
ヴィルサックは同僚の知事たちの間でも指導力を発揮した。全米知事会の執行委員を務める傍ら、州知事エタノール連合の会長、民主党知事会会長、バイオテクノロジーに関する州知事パートナーシップの創立メンバー兼会長を務めた。全米知事会の天然資源委員会委員長として、私有地の保全を促進し、農業助成金を保全財と結び付ける構想を促進した。ヴィルサックの提唱した全米私有地・公共利益協議会は、空気や水を浄化し、野生生物の生態環境が向上するような保全対策を実行するよう私有地所有者に促すインセンティブを提供することで、保全の課題に取り組む必要性を重視した。また、緩衝地帯を設け、湿地を復元し、優れた保全慣行に報いるよう土地所有者を促し、支援するために、アイオワ州に包括的保全プログラムを設けた。
知事在職中、ヴィルサックは経済機会を増大させ、高賃金の仕事を創出するための包括的な取り組みを始めた。州全体の文化とレクリエーションのインフラに投資するプログラム「ビジョン・アイオワ」に着手した。ベンチャーキャピタル・イニシアチブを組み合わせることにより、技術革新や新しい発想を始める起業環境が整えられた。中でもアイオワ・バリューズ・ファンドは、生命科学、金融サービス、先進的製造業などの目標とする産業での雇用の創出とその維持に重点を置いた経済成長戦略を提供した。このようなイニシアチブはすべてヴィルサック政権の下で考案されて、アイオワ州各地の小さな町や農村部の地域経済再建に貢献した。
州の経済投資に加え、アイオワ州がエネルギーに重点を置く州へと転換するに当たっても、ヴィルサックの指導力とビジョンが大きく貢献した。彼の政策により、アイオワ州に20年ぶりに発電施設が建設され、同州は代替エネルギーと再生可能燃料における指導的地位を確立した。ヴィルサックが、風力エネルギーを支援するためにアイオワ州の規制と金融環境を整備した結果、ひとつの州の電力生産量に占める割合としては最大の5.5%を風力エネルギーが占めるまでに成長した。さらにヴィルサックの知事在任中に、アイオワ州はエタノールとバイオディーゼルの生産で、主導的な役割を果たすようになった。
ヴィルサックは公職に就いている期間を通じて、機会、責任、安全の原則を重視した政策を追求してきた。子供に関する問題と教育、経済および医療政策、そして政府の効率性を高め、利用しやすくするための活動で、改革者と認められてきた。アイオワ州は幼稚園から高校までの教育制度が充実していることで知られているが、ヴィルサックの取り組みもこれに貢献した。ヴィルサックは積極的な幼児期プログラムを開発し、クラスの規模を縮小し、教師の質と生徒の成績を向上させるために米国で初めて教師の給与体系を改革し、高校のカリキュラムの厳格化を法制化した。またその指導力により、子供の90%以上に健康保険が適用され、アイオワ州は健康保険加入で全米を主導する州のひとつに数えられるようになった。
ペンシルベニア州ピッツバーグ出身。出生後、児童養護施設に引き取られたが、1951年に養子となった。1972年にニューヨーク州クリントンのハミルトン・カレッジで学士号を取得し、1975年にアルバニー法科大学院で法務博士号を取得した。その後、妻のクリスティの故郷であるマウントプレザントに移り弁護士となった。ヴィルサックにはマウントプレザント育ちの2人の成人した息子ジェスとダグがおり、ジェスには妻ケイトがいる。
(2009年8月27日現在)


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